【お参りの仕方】
山門にて合掌一礼し、境内に入ります。
手水場にて口と手を清め、本堂に向かいます。
本堂でローソク、線香をささげます。
ご持参の納め札や写経を納めます。
賽銭をいれます。
心を静め合掌し、お経を唱えます。
本堂でのお参りが終わりましたら、大師堂にて、本堂と同じ手順でお参りします。
納経がある場合はご朱印をもらって下さい。
【お参りする時の注意点】
おつとめをする時は、後からお参りされる方のため、なるべく正面を避けて下さい。
ろうそくは1本なるべく上から、線香は3本なるべく真ん中から立て下さい。
ご朱印のおつとめの後で頂くのが基本です。
【巡拝時の服装、その他】
金剛杖(こんごうづえ)
同行二人でお大師様とご一緒に修行させて頂く為のお杖です
輪袈裟(わげさ)
十善会などの戒律を守る事を約束した法衣です。
袈裟をつけている時は守る様にして下さい。トイレなど用をたす時は外して下さい。
数珠(じゅず)
一連数珠と単数珠がありますが、数珠を摺る時は祈念するという意味があるので、なるべく巡拝中は一連数珠を使って下さい。一連数珠は108の玉が煩悩を示していて、単数珠はそれを省略したものです。
経本(きょうぼん)
各霊場のご本尊様とお大師様にお経を奉納する為に必要です。
山谷袋(さんやぶくろ)
頭蛇袋(ずたぶくろ)ともいい、納経帳、経本、等を入れておく袋の事です。
鈴(れい・すず)
巡拝中の安全や魔除けの為につけます
札ばさみ(いたばさみ)
納札をいれておくものです。
納札(おさめふだ)
巡拝回数により色が違います
白 巡拝回数1回~4回
緑 巡拝回数5回~7回
赤 巡拝回数8回~24回
銀 巡拝回数25回~49回
金 巡拝回数50回~99回
錦 巡拝回数100回以上
*あくまで目安ですのでこの通りする必要はありません。
20回以上巡拝された方でも白札でされている方もいます。
白衣(はくえ、びゃくえ)
死装束とされ、どこで死に絶えてもいいという覚悟のしるしとされていました。聖なる世界を行く鎧と言ってもいいかもしれないです。
納経帳(のうきょうちょう)
お経を納めた証として頂くためのものです。
四国では重ね印(一回だけでなく2回、3回と重ねる事)をします。ご朱印はスタンプではありません。
納経軸(のうきょうじく)
納経帳と同じようにします。ただし、重ね印はしません。
線香(せんこう)
蝋燭(ろうそく)
*上記に巡拝時の服装を記しましたが、必ずこの様にする必要はありません。納経帳と数珠は持って行く事をお勧めします。